90秒チェックリスト
アップロードする前に、以下の6項目がファイルに揃っているか確認してください。エンジニアが問い合わせを返す必要がなければ、見積もりは格段に早く戻ってきます。
- STEP(.step / .stp)またはIGES(.iges / .igs)形式の3Dモデル。STEPが推奨です。IGESはインポート時にサーフェスの連続性が失われることがあります。STLは3Dプリント用途には適していますが、パラメトリックフィーチャが失われるためCNCには不向きです。
- PDF形式の2D図面。CADにGD&Tが完全に埋め込まれていても、2D図面があればエンジニアのレビュー速度は4倍になります。データム参照、重要寸法、公差指示を必ず記載してください。
- 材料仕様。「アルミ」とだけ書くのは避け、6061-T6や7075-T6のように指定してください。誤った合金の選定は、量産部品が後工程で不具合を起こす最大の原因です。
- 重要フィーチャの明示。図面上で最も重要な3〜5箇所のフィーチャにバルーン番号を付けてください。エンジニアはCMM検査でそれらを優先的にチェックします。
- 表面粗さおよびRa要求値。「スムース」は仕上げ指示ではありません。Ra 1.6、Ra 0.8のように指定するか、プロセス(アノダイズType IIクリア、ビーズブラストなど)を記載してください。
- 数量の意図。「試作1個」と「量産500個」では、治具、ツールパス、検査サンプリングを含むプロセス計画全体が変わります。最初にお知らせください。
見積もりを遅らせる要因
- 図面なしのSTLのみ, エンジニアが公差と仕上げを推測しなければならない
- 曖昧な公差指示(「タイトな公差でお願いします」など)
- 商品名のみで材料を指定し、相当する規格を併記していない(例:「MIC-6」のみ)
- 呼び指示のないねじ(M8×1.25 6Hは完全な指示。「M8ねじ」は不完全)
- Ra値のない表面粗さ指示
必須ではないが有用な情報
- アセンブリのコンテキスト, 嵌合部品のスクリーンショット1枚でも、DFMレビュー時の干渉問題の検出に役立ちます。
- 試験条件または用途, 部品の使用方法を一文で説明してください。「ロボットエンドエフェクタのマウント、50 kgペイロード、屋内使用」と書かれていれば、剛性、重量、コストのどれを最適化すべきかが分かります。
- 過去のサプライヤーでの問題, 前のショップで公差が外れた、仕上げに問題があったなどの経緯があれば、ぜひお知らせください。同じ問題を再現するより、事前に把握しておきたいのです。
準備したファイルは見積もりエンジンにアップロードすれば即時の概算価格が得られます。また、エンジニアによるDFMレビューをご希望の場合はお問い合わせからお送りください。




